全長1.72m、2本継ぎの中通しキス・ハゼ竿です。
錘負荷は5-15号になります。
手元は淡竹、胴は極上布袋竹に水牛の糸巻きを採用、穂先は布袋竹を使っています。
仕舞寸法は95cm、口巻は手綱塗(四分一塗)仕上げとなっております。
中通しに使える穂先先端まで節位置のそろった材料はなかなか見つからず貴重な素材です。
この竿はお対で使えるよう同じ仕様でもう一竿製作しております。お対で購入を希望さる方はお申し出ください。
以下製作者の和竿工房やすさんのコメント
穂先・穂持共に極上の九州産の極上布袋竹を手元には千葉産の淡竹根掘り使用して製作した、短尺手バネ竿です。
仕上げは、これも地味ではありますが少し小粋に、本漆四分一手綱塗仕上を施しました。
糸巻き(杭)及び糸の導入口は、水牛の角でも値段の高い白を使用して製作しています。
この竿は短尺で更に中通しですので、穂先に糸が絡むこともなく、手バネ竿が初めての方でも取扱いが容易です。
最近の釣りは、99.9%以上がリールを使用しての釣りですが、この竿は昔ながらの手バネ竿です。
手バネはチョットと思われる方も居るかと思われますが、実際に使ってみると、慣れてくれば浅場ではリールを使用するより手返しが早いと思います。
勿論、道糸はラージ糸をご使用ください。
又、糸を中に通す時には、専門の糸通しをご使用ください。
中通しの手バネ竿で、昔風に釣りを楽しむのも一興かと思います。
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和竿は多くの作業を経て完成しています。
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